スポーツ列伝 伝説のボクシングチャンピオン ガッツ石松

ガッツ石松

亀を英語で「スッポン」、太陽は「右から昇る」など、その想像を上回る発想とユーモアでお茶の間を沸かせているガッツ石松。

スポーツ界からは沢山のタレントが誕生していますが、彼ほど多くの人に受け入れられ、活躍している人はいないのではないでしょうか。

しかし、彼が元ボクシングチャンピオンであることを知らない若い世代の人も増えてきています。

1949年6月5日、彼は栃木県上都賀郡で生まれました。 本名は鈴木 有二で、ガッツ石松というのはリングネームです。

「ガッツのあるボクサーになってくれるように」というジムの思いが込められている「ガッツ」と、「死んでも直らないほどのおっちょこちょい」という森の石松から「石松」を組み合わせています。

中学卒業後に上京し、仕事をしながらボクシングの練習に明け暮れ、1966年12月11日に1回KO勝ちでプロデビュー。 素早い左のパンチで相手の攻守を崩し、強力な右パンチを打ち込むというオーソドックスなスタイルでした。

勝ち星ばかりではなかったものの、1969年には全日本ライト級新人王。 そして1970年1月25日、世界王座への挑戦を予定していた東洋ライト級王者・ジャガー柿沢の前哨戦の相手に選ばれます。

彼はこの試合で大番狂わせとも言える判定勝ちをもぎ取り、柿沢に代わって世界挑戦権を獲得するのです。 結局その時は13回TKO負けしたものの、1974年には8回KO勝ちでついにWBC世界ライト級の王座を奪いました。

1978年に引退、生涯戦績は51戦31勝(17KO)14敗6分でした。 その後、スポーツをいう枠組みを超えた活躍をしているのは、皆さんもご存知の通りです。